01弟子入り
ガキンチョのころはルパン三世になるのが夢でした。
そんなボクがなぜ・・・?
よりによって古典芸術の世界なんかに来たったんだろうね。
世の中にはもっと楽で楽しい人生がたくさんあるのにね!
でも、この世界には 金では買えない
『男のエクスタシー』、が有るような気がする!・・・・・(笑)!。
今の職場に弟子入りをしたのが確か25歳のころ
それまで京都で板ガラスに彫刻を施す仕事をしながら
独学で作品作りをしていたんだけど
独学じゃ〜限界かな・・・・って。
どうせやんなら、
本場東京の江戸切子の世界に入って、一から基礎を身に付けよう!って
年齢的なタイムリミットをヒシヒシと感じながら、
根本ガラス工芸の門をたたく事となったのです。・・・・チョ――ドキドキ!
初めてのアポから実に半年間の待機期間を持たされ
その間には 何度となく親方に向けてラブレター攻撃!!!
そして半年が過ぎ、めでたく入門が許されたのでした ―――めでたし!めでたし!
=====ガテンやるなら!=====
職人の世界はどんな経験をつむか,と言う事よりも
誰の指導を受けるか、と言う事のほうがとても重要で、
その選択次第で自分の将来がほぼ決まると言っても過言ではありません
弟子入りにおいては決して妥協をせず、十分な下調べのうえで
最高の指導者を見つけることが、まずは大切だと思います
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