02明けても暮れても
弟子入りしてからの最初の三年間はとにかく雑用ばかりで
毎日、朝から晩まで出来上がった製品を洗う仕事ばかりでした ―――う〜今日はぐちるぞ〜!
親方にも、ほとんど口を聞いてはもらえず―ーーーー――――――たまってるぞ〜!
「こんな事ばかりしていて、いったい何になるんだろう」 と、
焦りと不安ばかりの毎日で――――――――――――――も〜限界!
それでも「この人だけは 」と言う親方に対する強い執着心が捨てきれず
ただひたすら、必死になってしがみ付いていたような気がします。
=====ガテンやるなら!=====
まっ、職人の世界はこれがあたりまえ!
中途半端に優しい職場は逆に怪しいと思っておいた方が無難でしょう。
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