取材略歴
No,2

ガラス工芸職人中村和生さん(29)
1834年に始まった江戸切子。
深く鮮明で華やかなカットが特徴。
東京都の伝統工芸品として
指定されている。

⇒21歳で伝統工芸展と出会い
この世界にハマる。
今の親方には電話攻勢で
雇ってもらう

↓反射によって色々な光を放つ、
美しい江戸切子。
吹きガラス職人も減り、生地代も
高いため、ワイングラス一つが
約一万円ほど!

 

QA、
1、この職業に就いて一番うれしかった事は?
弟子入りして初めて親方が口をきいてくれた時 。うれしくて本当に泣いてしまった。
2、不安に思ったことは何ですか?
憧れの美術展で初入選を果たしたとき
もう後戻りできない、と・・・
3、お金の面では満足してますか?
月14万、授業料だと思えばもらえるるだけでも
ありがたい、ちなみにアパートの家賃は
月2万。
4、10年後はどうなってると思いますか?
独立してぎりぎりの生活を送っていそう
そんなにおいし世界じゃないですから。
5、休日は何をしていますか
展覧会を見に行ったり、作品を作ったり
はっきりいって物つくりは、快感です。

必需品はこれ!
研削機に取り付ける円盤状の
ダイヤ付き刃物。
一つ30万ほどするそう!
よて全部で3000万相当と
言うから驚き。
これで鋭いラインが表現
されるのだから 、ときには
爪や皮膚を削ってしまう事も。

2000-10-23発行